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| 歴史の道ハイキング |
昨日の水曜日のお休みはハイキングに行ってきました。
最近は山登りによく行くのですが、今回は山というよりも、歴史の道を歩いてみようと思います。
その道は和歌山県の九度山から高野山につづく町石道(ちょういしみち)という道です。
昔の人は高野山に行くにはみんなこの道を通って参拝に行っていたそうです。
ようは高野山の表参道というわけです。
この道は世界遺産にもなってます。
というわけで行ってきました。
朝5時半にお家を出発。7時5分にいつもの駐車場を出発。

まだ影が長い

道に脇によく海岸に打ち上げられている発泡スチロールが横たわってました。なぜに?

スタートしてほどなく慈尊院というお寺につきます。ここから町石道スタート

手を合わせて(お寺だからパンパンしない)進むと今度は丹生官省符神社があります。

空海なのに神社?ちょっと混乱。犬かわええ。

なんやおまえ!!

さあ、町石道スタート。竹がきれい。

九度山は柿の産地。柿畑の中を上っていきます。

展望台に到着。紀の川が良く見える。昔の人が川のことを龍に例えたのが分かるような気がする。

まっすぐなフルーツライン。今度自転車で走ってみたいな。

柿畑が美しい

町石道には道沿いにこのような石が置かれている。スタートが180町で高野山が1町
180本も置いてあるの!?

ゲームやったらたたくとコインとかアイテムが出そうですが触っちゃいけません。

柿畑を越えると歩きやすい稜線の道。途中歴史的になんかあったのもはこのように案内看板が設置されています。

気持ちの良い杉林をしばらく進むと六本杉というところにでます。町石道はひだりですが、僕が前から行きたかった丹生都比売神社(にゅうつひめじんじゃ)は右なので遠回りしていきます。

苔の生えた滑る下りを恐る恐る下りると集落に出ます。

お、鳥居が見えた。

この神社はこのアーチの橋が有名。でも、一般の人は渡れないみたい。

丹生都比売神社は犬を祀っている神社で、2匹の紀州犬がご神体?だそうです。
紀州の一ノ宮ということですが、想像していたほど大きくはありませんでしたがいい雰囲気でした。

本殿の階段が自然石でした。ちょっと面白い。どこから持ってきたんだろう。

丹生都比売神社のある天野の里はにほんの里100選に選ばれたんだって。

さて、ここから八丁坂という坂を上って町石道に戻ります。

町石道に戻るとすぐに二つ鳥居があります。空海さんが建てたんだって。
丹生都比売神社の鳥居なんですって。

さっきいた天野の里がみえる。
ここですこし休憩&腹ごしらえ。

ここからひたすら歩きやすいけど単調な道が続く

は!そうか!こんな単調で迷うことのない道になんでこんなに一町ごとに石があるのか解った!
単調な道だから退屈だから高野山までのカウントダウンで気を紛らわすためだ!違いない。

きのこ

ひたすらあるいたら車道と合流。花坂峠。
ここでやきもちを頂くとする

やきもちと出してもらった熱いお茶が身に染みる

さて、後半戦すたーと。(もう半分以上来てるけど)

なんか空海が母親のためにこの岩を押し上げて母をかくまったそうな。
めっちゃ怪力。・・・ってあの小さな木たちはささやかながら支えてるんかな。

くるま道を横切ったら展望台。

ここからはくるまみちと並行してあるく。森の中だけどずーっとずーーっと歩く。
車やバスのエンジン音が聞こえる。とにかく心を無にして歩く
あと十町。もうすぐ。

あ、もうゴールの大門か?

お〜。着いた。長かった。

奥の院とかも行きたいけどここからケーブルカー駅まで行かないといけないのでそっちへ向かいます。

また駅までのバス道が長い。3kmほど。

お、やっとケーブルカー駅。
じつはここのケーブルカー前から乗ってみたかったんだ。

わくわく

おお、外国人でいっぱい。こんなマニアックなとこでも来るんだなあ。
日本人がほとんどいないけど、この路線はインバウンド様様ですな。

それから南海高野線。こんなカーブだらけの電車初めて乗った。すごいところに線路を引いたもんだ。

九度山の駅。楽しい鉄道でした。

車まで30分ほど歩いて今回の旅はおわり。

ですが、このあと、町石道の初めのほうにあった安いミカンの無人販売まで買いに行きました。
これが車で前まで行けないから近くまで行って少しあるきました。めっちゃ道狭かった。
ミカンと柿を買って帰ったのですが、おかんに「柿家に売るほどいっぱいあるのに〜」といわれました。
でも食べたらめっちゃ美味しかったのでよしとなりました。

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