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 シルクロード的日常は、日頃のお店やその周辺、朝走りや通勤途中などにふと心に思ったことや、出来事などをてきとうに書き綴った日記です。
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乗鞍ツアーその2

 前の週末に乗鞍ツアーに行ってきたその続き。

 楽しくもすこしハードな焼岳を上ってきた登山班の我々は次に安曇野方面に遊びに行くことにしました。

 宿のおばちゃんから6時までに来てね、と言われていて、その時間までまだまだ時間があったので僕が前から行きたかったところに行くことにしました。

 その場所は大王わさび農場。

 ここは昔僕が中学校くらいの時だったか、テレビで見ていてすごく印象に残ったシーンがあり、そのロケ地が大王わさび農場であることをのちに知り、ずっと行きたかったんです。

 その映画自体はまあ僕がまだ中学生だったからか、そんなに面白いとは思わなかったんですが、最後の清流のシーンがあまりにも美しく、絵画の世界のように思ったくらいで、いつかこんなとこ行ってみたいなあ、と思っていたのです。それが案外近いところにあることを知っていくチャンスをうかがっていたのです。

 黒澤明の夢、まあ別におすすめするつもりがありませんけどね。たしか大してストーリーもなく、ふとしたシーンを並べただけの映画だったような。まあ、人の思考を如何に映像にするか、という実験的な要素が強かったんじゃないかあ、という感じです。まあ、僕の勝手な感想。

 さて、山を下りたらいきなりすごい夕立に見舞われ、土砂降りの中新島々の方へ走りました。

 ほどなく雨はやみ快晴に。そこからはサラダ街道という畑の中の道を走ります。

 これも僕が通りたかった道で、昔自転車で上高地へ行き、そこから新潟へ抜けるときにこの道を通りました。

 まあ、僕のちょっとしたノスタルジーです。

 そこから国道へ抜け、しばらく走って大王わさび農場へ。

 車から降りるともう外は灼熱。なんと気温38℃。山登りで焼けた肌に追い打ちをかけるように日光が突き刺さります。

 わさび農場は暑さのためかワサビ田に寒冷紗(黒い日よけシート)がかぶさり想像していたのとちょっと違いました。ざんねん。

 でも一通り農場の散策を楽しみ、お待ちかねの例のロケ地へ。

 近づいていくとやたら子供の騒ぎ声がする。

 んん?と見に行くと、なんとラフティングをやっているではないか。

 映画のような静かな水辺をイメージしていたのにでっかいゴムボートで子供がばちゃばちゃキャーキャー。

 ん〜景観を売りにしてるのにちょっと無粋かなあ・・・と閉口しているとほどなくしてうるさい塊は下流へ流れていきました。

 静かになるとやっぱり美しい景色です。なんと手前の川の水はすべて湧き水らしく、すごく豊富な湧水地であるこを表しています。きれいな水を必要とするわさびに最適なんですね。

 景色に満足した後はわさびソフトを頂きました。本わさびが乗っていておいしかったです。

 さらにそのあとに有名なジェラート屋さんでジェラートを頂きました。地元産のももジェラートおいしかった。

 時間があるのでこれから乗鞍高原の宿へ向かいました。

 宿はいつも泊まらせてもらっている宿がもうオーナーが体調がすぐれずやめられて、オーナーの知り合いの宿を紹介してくださりました。

 宿ももう営業をやめてしまったけどバスの運転手と知り合いだけの宿泊を受け入れているところで、ほぼ我々の貸し切りでした。

 晩御飯はまたオーナーの知り合いのところのレストランで、そこで僕らが来たことをすごく喜んでくださってみんなにビールをごちそうしてくださりました。もう涙が出そうになりました。ほんとに。

 ご飯もおいしく最高の乗鞍の夜になりました。それにしても最後の写真Sさんなんちゅう顔しとんねん。

 宿でお風呂に入って酒盛りを少ししたのですが、ほとんど寝てないこともあって早々に切り上げ泥のように眠りました。

 だって午前0時に出発してもうほぼ一日だもん。

 というわけで、明日のことは次の日記で書きます。