去年奈良県の東の端っこにある三峰山(みうねさん)という山に霧氷を見に行ったとき見事だったので今年も行くことにしました。
ところが山登りの直前に急に気温が上がり、春みたいな気候になりました。
霧氷とは、すごく寒い日に水分を含んだ空気が山の木に吹き付けると、木や枝に風上に向かってとげとげの氷が付く現象です。
霧氷の付いた木々はガラス細工のようになってとても美しい景色になります。
でもかなり条件のそろったときにしか見れないのでいつでも見れるわけではないのです。
とまあ、それでこの日の3日ほど前に地元でも20℃くらいまで上がっちゃったのでたぶん無理だろうなあ、と、そしてまあ楽しく山歩きをして山頂でカップ麺を食べて帰ってくる計画で行ってきました。
登山口に来ると、もうすでに空気が暖かい。2月とは思えない空気感でした。しかも天気は曇り。
とりあえず登り始めます。この山は有名な山なので良く登山道が整備されています。
登り始めてすぐに体が熱くなりはじめ、途中上着を脱いでTシャツ一枚で登ります。(こんなことしているのは僕だけでしたが。)
さすがに稜線近くになると雪が出始め、雪山の様相になってきます。
でも、本当ならこの辺は銀世界でアイゼンがないと厳しいくらいのコンディションなんですが。
今回は普通に上れます。
頂上に着くとそこそこ雪が残っていました。しかしガスっていてほとんど景色は見えませんでした。
カメラのレンズが曇っていてかすんだ写真になってしまいました。
頂上ではなぜか雪だるまを大量に製作している一団がいました。いつも雪の時期にこの山に登ると登山道わきにたくさんの雪だるまを見ることがあるのですが、このひとたちの仕業だったのか。
頂上にほど近い展望の良い場所でカップ麺を食べることにしました。
ところが、その場所に着くとふきっさらしの嵐でカップ麺どころではありませんでした。
もう早々に山を下りて目星をつけていたお店でランチしに行くことにしました。
気持ちはランチになったのでさっさと山を下り、駐車場に帰ってきました。
一応確認をすると臨時休業とのこと。ざんねん。さらに別の店に行くともう7人分も食材はありません、と断られ、結局以前行ったことのある食堂でランチして帰りました。
まあカツどんおいしかったから満足ですが。
なんやかんやでお店の開店がおくれてしまい、ご迷惑をお掛けしました。
お店に来てしまっていたお客さんが「どうせどっか遊びに行ってん根やろ」と言っていましたが、全くその通りです。
ごめんなさい。
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