最近急に寒くなりましたね。
　ちょっと前までは暑くて半そでで十分だったのに、昨日なんて今シーズン初めてストーブを付けましたよ。
　自転車で走りにいくときもそうですよ。朝スタート時は6℃くらいなのに昼間は20℃を越えることもあります。
　天気予報の最高気温を見て21℃とみて喜んで涼しい恰好で行くとスタート時に凍えることになります。
　でも昼になって暖かくなっていま秋だっけ？冬だっけ？いま何月だ？11月？もう季節もへったくれもなんかわけわかんなくなります。
　そんななか今日は久々にいい天気だったので自転車を引っ張り出してぷらっと走りに行きました。
　やっぱり植物たちももう紅葉している木もあればまだまだ青々としている木もあったり、今年はみんな一斉に紅葉というよりもところどころまだらに紅葉している気がします。植物たちも季節感がバグっているのかもしれません。
　なんと植物たちだけではなく、道路わきの気温計の表示が氷点下11℃！いや、そえはちょっとバグりすぎやろ。
　みんな季節の変わり目であたふたしているなあ、と思ってふと道路わきのため池を見て見ると大きなオタマジャクシがいっぱいいました。
　えええ？オタマジャクシって春じゃないの？なんか春のイメージがあるんですけど。だってもうじき親のカエルさんは冬眠するしね。
　たぶん今池で生まれて冬が来たらきついんじゃないかな。知らんけど。
　とまあ、最近は暑さ寒さに翻弄される日々が続きますね。
　たしかまたあったかくなるんじゃなかったっけ。
　皆さんも体調に気を付けてね。インフルエンザも流行ってるみたいだし。

　昨日の朝走りは朝の時点ですこし雨模様でした。

　天気予報では一日曇りの予報でしたので、そのうち雨も上がるだろうと、とりあえず自転車で集合場所に向かいました。

　集合場所に行くと、この雨の中に集まった猛者は二人。

　一応雨雲レーダーを確認すると、どうやら雨雲は北の方にあり、信楽や和束方面が雨のようでした。

　というわけで、今回は南の柳生方面に行くことにしました。

　メンバーも少ないので普段は通らない奈良公園を抜けるルートにしました。

　スタートして木津川に向かって下るのですが、サイクリングロードに出るには踏切で線路を渡ります。

　そのときいつも目に付くのが非常ボタンの看板の支柱の上から出る笹。

　たぶんパイプの中に目を出して光を目指して伸びに伸びて上まで出たと思うのですが、なかなか感動させられます。

　やっと地面に出たと思ったら真っ暗なパイプの中。はるか上方点のように見える光。その希望の光に向かって一心不乱に生長してようやく太陽の光を手に入れたわけです。

　生まれた環境がどうとか親がちゃがどうとか言わず頑張った姿に敬意を払わずにはいられません。

　ここで、笹は地面で根っこがつながっているからほかの葉っぱの栄養がもらえるから、やっぱり手厚いサポートがあるからで来たことやん、やっぱ生まれた環境がええねんやん、とか言わない。

　素直に感動しておいてください。

　さて、まだ朝が早く天気もいまいちなので、観光客が比較的少ない静かな奈良公園の浮御堂を傍らに見ながら通過ししました。

　奈良盆地を脱出するために柳生方面に向かって坂を上っていくのですが、天気があまりよくなく、時折雨がポツポツします。天気予報も曇りマークで降水量も0ｍで回復傾向にあるとのこと。なのに。

　坂を上り切ったらまた雨雲レーダーを確認しようといいながら登ります。

　坂をほぼ上がり切ったところで後ろから来た車にクラクションを鳴らされました。

　見て見るとお客さんでした。それが、僕の知る限り過去一番の雨男のお客さんでした。

　「ああ、だからか・・・」と納得できました。彼はこれからこの先にある奥さんの実家で畑仕事を手伝うそうです。こっちを選んだのは間違いだったか。

　いま四国が水不足で困っているからそこに旅行に行ったらいいのに。

　もうレーダーも確認する気も失せ、さらに南の針を目指しました。

　峠を越え、針の道の駅に着いたのですが、すさまじいオートバイに僕らはすごく場違い感があり、その前のコンビニに逃げ込みました。

　コンビニで初めてファミチキとバンズのセットを買いました。パンだけかと思ったらソースもついてておいしかったです。

　それからは里山のアップダウンを繰り返して奈良に帰ったのですが、木津の方に戻ってくると雨が本降りになり、雨に打たれながら戻ることになりました。

　この時期の雨は冷たくてつらいですね。

　お二人さんは風邪ひかなかったか心配です。

　僕は大丈夫で。

　なんとかは風邪をひかないと昔から言われているもんで。あ、煙と一緒で高いところも好きです。