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 シルクロード的日常は、日頃のお店やその周辺、朝走りや通勤途中などにふと心に思ったことや、出来事などをてきとうに書き綴った日記です。
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セルフディスカバリー王滝に行ってきました

 昨日はセルフディスカバリー王滝というイベントに参加してきました。

 イベントというかレースですが、MTBで100km走るレースです。レース中のトラブル、補給などはすべて自分でしなければならないアドベンチャーレースなのです。

 僕は100kmで参加しましたが、20km、42km、120kmのカテゴリーがあります。

 昨年は災害のせいでコースが短くなり、しかも舗装路が多かったのであまり王滝感がなく、今回は災害でコースが変更になったものの、ちゃんと100kmあるので久しぶりの王滝という感じです。

 今回はいつもお世話になっているお宿の食事を特別にバーベキューに変更しました。

 しかも宿の前でオーナーが釣り上げたイワナをサービスしていただきました。めっちゃ美味しい。

 お肉も食べきれないくらいの量でおなかがパンパンになるくらいでした。とてもレース前の夜とは思えない食事でした。

 バーベキューを楽しんだ後はゆっくりお風呂に入って明日の準備をして早めに布団に入りました。

 当日は4時起きでした。

 気温はそれほど低くなく、快適な気候でした。

 バイクをスタート地点においてからウロウロしていると「弱虫ペダル」の作者の渡辺航先生がおられたので、レース前にもかかわらずサインをお願いしました。

 メンバーの二人はジャージの背中に主人公の似顔絵を描いてもらっていました。いいな〜。

 どんな時でも丁寧に対応してくださるのでほんとにファンになっちゃいます。

 走行しているうちにスタートの時間が近づいてきました。

 何回参加してもこの時はドキドキします。

 メンバーと無事帰ってくることを約束していざスタート。

 スタートしてしまえばあとは坦々と走ります。

 先週ヒルクライム大台ケ原に参加して調整をしてきたせいか、のぼりを踏む足が軽いです。

 一つ目の山を難なく越え、久しぶりに見る濁川の景色を楽しみ、第一チェックポイントまで軽快に走ります。

 第一チェックポイントからはきつい登りが続きます。

 ここでひとつ問題が発生。じつは足攣り対策のためにいつもツーランという塩分タブレットを持ってきているのですが、今回持ってくるのを忘れてしまいました。僕は塩分がないとすぐに足が攣ってしまいます。そこで思いついたのがチューブに味噌を入れてチューチューしながら走るということです。

 われながら素晴らしいと、途中100均でシリコンチューブを買い、インスタントみそ汁の素を買ってせっせと詰め替えました。

 第一チェックポイントまでは調子よくチューチューしていたのですが、先ほど言った問題が発生。なんと味噌に入っているワカメが詰まってしまい出てこなくなってしまいました。う〜んこれは想定外。

 ふたを開けたら出るのですがいちいち止まらないといけないのと、一気に出るから辛い。

 気を取り直して走っているとまた問題が発生。

 ソフトフラスクというシリコンに味噌と同様にジェルを詰めていたのですが、これを飲むときに強く握ると、なんと口の横の部分が破れてジェルが横にぴゅーと飛んでしまいました。しかもめっちゃべたべた。困った。

 味噌とジェルの補給もままならないままとにかくまだ調子が良いので走り続けることにしました。

 ダムの手前の長く荒れた下りを終え、ダム湖畔でドリンクを飲もうとするとさらに問題が発生。

 なんと二つあるうちのボトルが飛んでなくなっていました。しかも満タンのほう。もう一つはあと少ししかありません。前回もボトルが飛んで行って困ったので今度は飛びにくそうなボトルゲージにしたのに、また飛んで行ってしまいました。これはやばい。
 味噌もジェルも水分も補給がままならない状態で遠い第二チェックポイントを目指すことになりました。
 もう毎回ボトルを飛ばすなら初めから一本でもいいかも、と思いましたがそれすら飛ばすと終わっちゃうのでそれはやっぱだめですね。結局重いボトルをもって登って下りで吹っ飛ばしてたら意味ないやん、とちょっとやさぐれました。

 なんとかギリギリで第二チェックにたどり着き水分補給をし、下ってすぐにある第三チェックを目指しました。

 そこでサービスの補給食をもらい、水分も補給して最後の坂を上りました。

 ここは42kmと共通で、最後尾のゾンビのようになった参加者たちをよけながら走らなければいけません。それはそれで結構きつく、走行ライン上をふらふらしているのですが、しんどそうなので「どいて」とも言えず荒れた路面を体力を削りながら登らなくてはいけません。しかも彼らを励ましながら。

 登り切ったら今度は長い長い下り。

 途中なんど止まって手を休めようか考えましたが、ここで同じカテゴリーなら抜いたら抜いた分だけ順位が上がります。その逆もしかり。だからノンストップではをくしばって下ります。

 幸い誰にも抜かれることなく無事ゴールしました。

 今回は頑張ったかいがあって今まで一番いい順位でゴールすることができました。

 ほかのメンバーも怪我することなく無事帰ってくることができました。よかったよかった。

 今回は気候が良かったせいかグダグダの補給状態でもなんとか完走することができました。

 みなさんお疲れさまでした。

 やっぱ筋肉痛ですね。

 大台ヒルクライムもセルフディスカバリー王滝も終わってようやくお店も通常運転です。