先週の金曜日から昨日までお休みして、オリンピックの観戦に行ってきました。
1日目はロードレース男子、中1日空けてMTB男子でした。
で、間に空いた1日で富士山登山をするというハードスケジュールでした。
もうここで書きたいことを全部書くとどえらい量になるのでとりあえずかいつまんで。
1日目のロードレースは朝シャトルバスに乗るために駐車場に行ったのですが、申し込みしたとこと間違えたところへ行き、慌てて予約した駐車場に移動。
シャトルバスは本数が多く、案外待たずに乗ることができました。バスを降りると持ち物チェック。飲食物の持ち込み不可で、ペットボトル一本だけでした。
会場は案外空いていて、快適に観戦することができました、というか、目の前を通るのが少しなのでほとんどがスマホのライブか、大画面を解説を聞きながらの観戦でした。でも、解説が楽しく、会場を盛り上げるいろいろな要素があったり、会場内の売店でおいしいものを買ったり(オリンピック価格で結構高い)で、あいだの時間も退屈しませんでした。
最後の1時間は観覧席からコース上まで入らせてもらい、まじかで選手を見ることができました。もう感動。プロ選手でもあんな顔して走るんだ、と世界最高峰のレースの厳しさを間近でみることができました。生で見る選手のオーラがすごかったです。じつは興奮してカメラを構えていられずあんまり写真を撮れませんでした。生で見ないともったいない気がして。








帰りはシャトルバスが激込みで大行列でシャトルバスに乗り、御殿場の昔ながらのお風呂屋さんに入り、富士山の御殿場登山口へ。
朝4時半頃に起きて準備。5時ごろに登山開始。
後で知ったのですが、富士山御殿場ルートは一番過酷なルートで、上級コースだったらしく、無茶苦茶苦労しました。なんと歩行時間約12時間。
体力的には大丈夫だったのですが、高山病にかかってしまい、めまいと頭痛で8合目以降やたら時間がかかってしまいました。
どうやら僕は荷物を持ちすぎていたらしく、このルートを行く人はみんな小さなリュックでした。途中の山小屋で水を購入して食料も行動食で済ますスタイルみたいでした。灯油バーナーと灯油1リットルも持ち、カップ麺と水をもっていったのでそれがきつかったみたいです。食料もスーパーのお惣菜だし。
きつかったけど、初めて上った富士山は別世界にいるみたいで大感動でした。きつかったけど登ったかいがありました。











次の日は男子MTB。会場は伊豆の修繕寺のサイクルスポーツセンター。
MTBはコースわきで見ることができ、移動しながら観戦することができます。しかも砂をかぶりそうなくらい近くで見ることができるのが魅力です。
まずコースを見て、あまりのテクニカルと、アップダウンの過酷さで見るだけで息切れしそうでした。
レースが始まると選手の速さと、迫力がすさまじく、見とれてしまうくらいでした。
ドロップオフで優勝候補の選手が大前転してしまったり、レース終盤で3位くらいを走っていた選手のタイヤがバーストしてしまい、悔しさと悲しさと怒りでうなだれている選手をみたり、映像では見れないドラマを見ることができました。
コースを回りながら観戦していて、最後はピットの前で観戦していたのですが、終盤になり、必要のなくなったボトルをこっちに投げてくれました。イタリアのピットスタッフのおじさんでした。グラッチェ!!
このボトルは僕の宝物になりました。
選手たちの戦いのかけらが少しでも残っているような気がして、外の土は落とさないようにして持っておきます。
さいっっっこう!のオリンピック観戦となりました。
世界最高峰のレースを間近で見ることができて、最高の戦いをした選手の方々、楽しい演出をしてくださった会場運営の方々、ほんとにありがとうございました。僕からするとみんな金メダルです。2時間あっという間でした。
|