毎年恒例のキャノンデールブランドキャンプ。要は2泊3日のニューモデルの展示会です。まあ、普通の展示会との違いは、思いっきりニューモデルに乗れる、ということです。
去年は軽井沢であったのですが、今年は富士急ハイランドでした。この辺りに来るのは初めてで、どんなとこか楽しみにしていたのですが、本当に富士山の懐の高原という感じでした。すごく涼しく避暑地に最適なところでした。
さて、ブランドキャンプの最大の目的、わざわざ富士急ハイランドへ来た理由は、ドドンパに乗ること・・・というわけではなく、新型シナプスに乗ることです。ドドンパなんか頼まれても乗りません。ぜったいチビリますので。
それはさておき、シナプスに乗った感想は、キャノンデールの意気込みがよく分かるのり味でした。振動吸収に特化すると、ペダリングロスが出やすくなります。だからBB周辺の剛性を極端に上げ、フレームの後ろ側ののり味をおもいっきりしなやかにしました。アスファルトのヒビや、石畳(今回は試乗コースに石畳がありました)でも、安定してペダリングができます。
キャノンデールは「自転車の走り」というものの追求にものすごいものがあると感じました。技術屋メーカーだなあ、という感じです。僕らが奈良の南側の山岳を走るなら、あの振動吸収性は大きな魅力になります。グランフォンドには最高です。コンセプトがはっきりしていて良い感じでした。サガンがあんだけ踏んだんだから、レースでもいいんだろう。
有意義な試乗会でした。
あと、別ですが、せっかくだから富士山に登って来ました。時間がなかったから6合目までだけどね。ちゃんと協力金も払って来ましたよ。
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