今日の朝、お店を開ける前に、ちょうどお店の緑茶がなくなったので、自転車でお茶屋さんに行きました。
僕のお気に入りのお茶屋さんは、お店から一山越えた場所にあり、ロードバイクで軽く一走りするぐらいの距離にあります。
このお店には、すごく美人のおばあさん(っていうと失礼ですが、言葉が見つかりません)がいます。しかもこの方は愛想がよく、お茶の話をたくさんしてくれます。
毎日おられるわけではないのですが、その方がいると、いつもお茶のお話を聞きます。冷茶を入れるならこれがいい、とか、これはこんな味で、こう淹れるといい、とか、詳しく教えてくれます。お茶を愛しているんだなあ、という感じがよく伝わります。
今日もその方がいて、「ちょっと奥でお茶をどうぞ」と言われたので、お言葉に甘えさせて頂きました。その時に頂いたお茶がもう、なんというか、甘くて、深くて、優しくて、一言で美味しいと表現するには悪いというか、まあ、美味しかったわけです。
僕が驚いた顔をしていると、その方は優しく淹れ方を教えて下さいました。玉露は60度ぐらいですが、今回はほんのり温かいくらいの温度で、ふんわりした感じの口当たりでした。
思わず長居してしまいましたが、帰りの道中は、ずっとお茶の香りが口の中に広がっていて、幸せな気持ちで走って来ました。
これがお茶の真髄なんでしょうか。
あのお店の方は美人で、肌も綺麗なんですね。あのお年であの綺麗さはお茶を飲んでいるからかなあ。みなさんも急須でお茶、どうですか。お店では冷たい水出しのお茶が人気です。
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