今朝、時差ボケのせいか、朝早くに目が覚めました。時間もあるので、ホテルの周りをぶらぶらしてみることにしました。
いちいちアップしていたらきりがないのですが、思いのほか楽しかったので、これからのスケジュールでいろんな体験のうえで薄れていくのがもったいないので、アップしときます。
ホテルを出て、できるだけ人の多いところに行こうと、にぎやかそうなところに向かって歩いていきました。

大通りのバス停には出勤まえの人たちがバスを待っています。まだ早い時間なのにもう出勤しています。そして、バス停の近くに目に入ったのがBAR(バール)。BARといっても、お酒を飲むところではなく、イタリアではコーヒーとパンの朝ごはんを食べるところみたいです。。

覗いてみると常連の人がカプチーノを飲んで談笑しています。非常に入りたい気分だけど、イタリア語がわからない。入り口でどうしようか迷うこと十数分、意を決して入りました。
中では女性が忙しそうに何かを作っていました。勇気を振り絞って、「カプチーノ」というと、なにか「ぺらぺらぺら」と何かいい、5ユーロを渡すと、おつりをくれて作ってくれました。で、味はというと、はっきりいって緊張しすぎてわかりませんでした。
勇気を出してカプチーノを頼むことができ、気分も良くなったところで記念写真を撮りたくなり、。フォトというと、女性は怪訝な顔をしました。カメラを取るふりをすると、厳しい表情でたぶん「だめ」といっているみたいでした。かなり怒っていました。何がそんなに行けないのか、かなり怖かったです。
たじろいでいる僕を見て気の毒に思ったのか、、常連のお客さんの男性二人がたぶん「俺たちならとっていいよ」と言ってくれたような気がしたので(イタリア語)撮らしてもらいました。グラッツェ。

お、ちょっと賑やかになってきました。

それにしてもイタリアの路上駐車はすさまじい。こんなのどうやって出るんだ、というくらいきちきちです。前後15cmくらいつめてあります。レンタカーを借りてちょっと置いて戻ってきてこうなっていると、途方にくれます。

そして、またバールを見つけました。一度成功して勇気がもてたので、こんどはエスプレッソに挑戦しました。なかは老夫婦がやっているみたいですが、だんなは無表情。エスプレッソを頼むと、奥さんが慣れた手つきで作ってくれました。また、勇気を振り絞って撮影を頼んでみると、また断られました。イタリアの人って写真が嫌いなんでしょうか。飲んでグラッツェ、と礼をいうと、無表情でグラッツェと返してくれました。

イタリア人は写真を撮られる(人物ではなくお店ですが)のをあまり好まないのでしょうか。街中で撮影するときはちょっと気を配る必要があるかもしれません。
そろそろホテルに戻ろうかなあ、とてくてく歩いていると、牛乳の自動販売機を発見しました。デザインがかわいい。

そして最後にホテルの近くのパンも売っているバルがあったので、そこでパンを買うことにしました。もう3回目なんではじめほど緊張しませんでした。
ここのマスターは前の2軒のバールのそれとは違い、すごく人懐っこい方でした。僕が「ジャポーネ(日本人)」というと、驚いたように「ワタシニッポンシッテイマス」と日本語で話してくれました。そして有名な地名や、数字など、けっこう日本語を話してくれました。奈良から来た、というと、「知ってる」といってくれました。
マスターが盛り上がっていると、周りに常連も集まって、すごく楽しい雰囲気になりました。「カプチーノ飲んで行ってよ」といわれたので、いただきました。すごく楽しい雰囲気で満足です。1時間程度の散歩で、3杯もコーヒーを飲んでしまいましたが。有意義な朝のお散歩でした。
今度はなにに挑戦しようかな。ジェラートかなあ。

カプチーノはすごく美味しかった。あと甘いパンをおまけしてくれました。パンも美味しい。

でも、今朝だけでコーヒーを3杯も飲んじゃったよ。
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