Q4:フレームづくりは誰かに教わったのですか? |
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フレームづくりは誰かから教わったのですか?私の知る限りではフレームビルダーになるためにはどこかのビルダーの方に弟子入りしたり、最近ではフレームビルダー養成学校があってそこを卒業するなりしてビルダーになる方が大半だと思うのですが。 |
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彼はフレームビルダーに弟子入りしたり、養成学校に通ういうこともしておりません。ほぼ独学です。 |
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ええ!?誰にも教わらずにフレームは作れるものなのですか?。 |
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お店にフレーム工房ができたとき、彼はほとんどの道具の使いかたを理解していませんでした。溶接機や旋盤のスイッチの入れ方さえ知りませんでした。 |
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それでよくフレームを作ろうと思いましたね。。 |
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ちょうどお店のお客さんで溶接のプロや旋盤などの機械加工に詳しい方がいて、その方にゼロから教えてもらったそうです。そのほかの知識はYOUTUBEで学んだそうです。 |
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お客さんとYOUTUBE!。すごい時代になりましたね。でも、作るだけでなくいろいろな経験も必要なのではないのでしょうか。 |
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そうなんです。工業的に作ることはその道のプロやYOUTUBEからの知識で可能だと思います。店長はフレームを作るということはその先にあると考えていました。 |
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そうですよね。良いフレームを作るということは、溶接してフレームという形を作ることの、さらにその先の技術が必要になりますものね。 |
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彼がフレームづくりにおいて一番重きを置いていたことがフレームの設計だそうです。 |
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設計に関してはやはり経験がものをいうのではないでしょうか。 |
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そうですね。彼はお店をしていた時にいろいろなブランドの自転車に乗ったりさわったりできたので、経験を積むというのはむしろほかのビルダーの方よりも多いんじゃないかと言っていました。また、もともとフレームビルダーになりたかった彼は試乗会や新しいバイクに乗るたびにジオメトリーをチェックしていたそうです。 |
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なるほど。フレームづくりには溶接技術はもちろん、より大切なのはいい設計ができるか、ということですね。 |
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彼はそう考えているみたいですね。でもまだ彼の中ではカンペキではなく、いまだにいろいろ試行錯誤しているみたいですが。 |
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彼は誰にも教わらなかったことがむしろメリットだと考えているのですね。 |
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まあ、そこまでは言っていませんが、せめて道具の使い方や基本を教えてもらっておけばもっと早くフレームづくりができたかも、とは言ってました。 |
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自由な発想でフレームづくりができたらいいですね。。 |
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そうですね。誰にも師事しなかったことで、誰も考えたことのない発想で自転車づくりができると彼は言っていました。まあ、彼はそもそもあんまり人にものを教わるような性格じゃないので、この方法で良かったんじゃないでしょうか。 |
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そうですね。まさに我が道を行く、ですね。 |
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だからテストライドが欠かせないそうです。新しいバイクができたらテストライドを繰り返しているそうです。強度はもちろん、ペダリング、ハンドリングのテストを繰り返してより良いバイクを模索しているそうです。だからフレームづくりをしてから走行距離が跳ね上がったそうです。 |
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