親父が沖縄に行ってきてお土産を買ってきてくれました。
親父は沖縄出身で、しかも西表島。ほぼ原住民なんです。若いころはまだアメリカの土地だったとか、お金は円ではなくドルで、バイトも自給何ドルで、とか、自動車は右側通行で、大阪に出てきたときはぶつかりそうになってけんかになったとか、(それは親父が悪い)それからそれから、地元でイリオモテヤマネコを食わしてくれるお店があった、とか。まあ、親父が若かったころはたしかまだイリオモテヤマネコが見つかっていなくて、だれも天然記念物とは知らなかったらしい。にしても!ネコやのに。
で、なんで沖縄に行ってきたかというと、なんでも50年ぶりに旧い友人から突然の連絡があって会いに行ってきたそうな。
ん〜。皆さんどう思います?
僕なら、50年も会っていないと、もう赤の他人なんですけどねえ。今更会っても「誰だっけ?」となってしまいます。中学校くらいの友人からいきなり連絡があったとして・・・・どうなんだろう。
僕は今地元にいるからかなあ。やはり親父みたいに故郷を離れて生活していると、あの頃の思い出というのは大切で、忘れがたいものなんですかねぇ。
・・・と今回は別にそんなことはどうでもよくて、パイナップルやパパイヤ、バナナなどの果物と、海でとれたワタリガニや、カラばっかり分厚くてほとんど食べるところがない不思議な二枚貝に交じって入っていた謎のお菓子です。
見たところ普通のナッツのお菓子なんですが、表紙の写真が謎。子供が3人で何やってんだ?という写真。お菓子と全然関係ない。
そして裏。「せつないうまさ」ナンチチ。ゴンチチではありません。
切ないのかぁ。なにがどう切ないのでしょうか。最近急に寒くなってきて、ストーブに当たりながらちらつく雪を見ながら食べたら絶対泣いてしまいますよね。
雪の降る日に食べようかなあ。ナンチチ。切なくなりたかったら食べようっと・・・。一緒に切なくなりたい人はぜひお店に来てください。
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