皆さんは年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。
さて、この年末年始なんとスペインで過ごしたという優雅なお客さんからお土産を頂きました。
よく海外へ行ったお客さんからお土産を頂くのですが、はじめのころは普通においしいものだったのですが、最近は変わったもの、まずいものなど、不思議なものを持ってきてくれるようになりました。僕も有名なものもうれしいんですが、不思議なものに妙に惹かれるものがあって、そっちもとてもうれしいです。
で、今回も期待通り不思議なものを持ってきてくれました。
まずは一枚目写真真ん中のほうの四角い箱。
これはうなぎの稚魚の形を模した蒲鉾。そのなも「SURIMI」たぶん日本のすり身からきているんでしょうなあ。これは、スペインではウナギの稚魚(シラスウナギ)を食べる習慣があるのですが、知っての通りすごく高騰していてシラスのまま食べるなんてとんでもない!というわけで蒲鉾で代用しているわけですね。
で、その実物なんですが・・・。それがはっきり言って全然形が似ていなくて、むしろ○○○の標本にしか見えません。気持ち悪いです。虫や気持ち悪いものが苦手な方は見ないほうがいいです。だから見たい人だけみてもらおうかな。見たい人はここをクリック。
あ、味はおいしかったです。この味ならわざわざこの形にしなくても、と思いました。
次に下の茶色い四角いの。
これはキャラメルにチョコレートとナッツなどのものが入ったもの。これはおいしかった。補給職によさそう。
左はスペインのバイク雑誌。知らないブランドが乗っていたり、えげつないイベントが乗っていたりして面白い。
最後は右のヒマワリの種。
これは見た目も普通のヒマワリの種ですが、一番の謎だったんじゃないでしょうか。
まず、これ、どう食べるのかです。普通割って食べると思うんですが、はっきり言ってやってらんない。パキっとわって、中から申し訳程度中身を出して食べても何も食べている気がしません。味云々以前の話。じゃあ、そのままいくか、とそのまま口に放り込むと、殻が結構繊維質で、これまたちょっと不快。塩辛すぎるし。
わざわざ殻を割るわりに見返りが少なすぎる。まさかスペイン人ってこれをちまちま割ってちまちま食べているんでしょうか。効率悪すぎる。一袋食べるのに何時間かかるやら。しかもおなか膨れないし。
日本の代表的なポリポリもの(今作った言葉)と比較すると、やっぱり考えられない。国民性でしょうか。ヒマワリがスペインを代表するかは知りませんが。「こんな非効率なことやってらんえねえよ!」と思ってしまいますが、どっちが豊かで幸せなんでしょうか。
まあ、食べているうちにだんだん無心になってきてどっちでもいいや、という気持ちになります。だからハムスターってあんまりもの考えてなくて幸せそうなですね。あ、スペイン人がハムスターみたいってわけじゃないですよ。ヒマワリの種だけ食べているわけじゃないですからね。
とにかく、一つの種がこんなに大きいなんて、花にしたらどんなけ大きい花なんだろうか、とちょっと思いました。
ヒマワリの種。まンだまだいっっぱいあるので味わってみたいかたは是非どうぞ。
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