昨日、晩ご飯は天ぷらでした。
昨日は家に変えるのが遅めだったので、テーブルに僕の分の晩ご飯がおいてありました。
かばんを置いてテーブルを見るなり、「お、天ぷらだ〜」という感じでいつもどおり食べ始めたのですが、ふと見慣れない天ぷらが。
衣の内側にうっすらと緑色が見えます。
もしや、と思って食べてみると、ふきのとうでした。ちょっときつめの香りは好き嫌いが別れると思いますが、この香りは紛れも無く春の香りでした。
僕が北海道に住んでいた時、人間だけでなく、植物たちも「春を待ってました!」という感じで、雪が溶けて顔を出した土から一斉にふきのというやらいろんな植物たちが顔をだします。
それをよく食べました。まあ、僕が料理をするというより、料理したものを頂いたのですが。
向こうは天ぷらよりも、味噌にいれてふきのとう味噌にするんですね。なんかこっちのそれよりもずっと大きくて、匂いがきついので、天ぷらにすると、ちょっとウッ!とするかも。
けさ、母親と昨日のふきのとうの天ぷらの話をしたら、庭でとれたものだと教えてくれました。
「美味しかったやろ」「うん」「それが美味しいと思うようになったということは大人になったことやで」
そっか、大人になってしまったか。そういえばいつから美味しいと思えるようなったかなあ。
「ちょっと日記のネタに写真とるわ」「あ、昨日お父さんが全部とってしまったからないかも」
というわけで、なんとか一つだけ見つけた写真がこれです。あんまりきれいなのがなかった。
|