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 シルクロード的日常は、日頃のお店やその周辺、朝走りや通勤途中などにふと心に思ったことや、出来事などをてきとうに書き綴った日記です。
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おのぼりさん

 今週の火、水は毎年恒例の東京へ自転車の配達に行ってきました。

 東京も銀座。ざぎんですよ。よくわからないけど。

 朝自転車を積んで、高速を飛ばします。

 名阪から伊勢湾岸線、そして東名高速に入ります。

 新東名の方が道が広くて快適なんですが、僕の25歳になる高級車にはちと厳しいです。周りの車の速度が速すぎてついていくのに頑張らなくてはいけないので疲れちゃうのです。

 それから、東名の方のサービスエリアの方が僕の好みなんです。

 ああ、それから道が適度にカーブしていて眠くならないのもポイントです。

 で、いつも東名に入って休憩するサービスエリアが浜名湖のサービスエリアです。

 ここでお昼ご飯を食べてスタバでコーヒーを買います。ここで食べたお昼ご飯は味噌カツ丼。ごはんがすすみます。おいしかった。

 おなかも膨れて眠くならないようにスタバのコーヒーをちびちびしながらはしります。

 ほどなく走ると景色が開けて遠くに富士山が見えます。今回は快晴で美しい富士山を見ることができました。テンションが上がります。

 グミをモッチャモッチャ食べたりコーヒーをちびちびしているうちに御殿場に来ます。

 御殿場と聞くともうなんとなく東京の入り口に来た気がします。周りも何となく都会になります。

 首都高の看板を見ると何となく緊張します。

 どこでどう曲がるかはある程度頭に入れてシミュレーションしとかなくてはいけません。

 出口は霞が関です。

 首都高のすごいところはところどころ地下に入るところですね。スマホのオフラインマップでナビをさせていると地下になると止まるのでちょっとあたふたします。

 でもさすが東京。奈良ナンバーの田舎者が右往左往していてもやさしく入れてくれます。ありがとう。

 霞が関を出るとなんかいろんな景色に圧倒されます。建物がでかい。国交省とか書いてあったりして。

 桜田門とかニュースで聞く地名があって本当に存在していることを実感します。

 そこでもとんでもない車線の多さに右へ左へしていると銀座につきます。

 人が多い。につきますね。ハリーウインストンとかまず僕の人生では入ることがないお店が立ち並び、道行く人たちも別にお店に入っていく姿もなく、いったいどんな人が行くんだろう、と一日店の前で観察したくなります。

 ようやく配達先に到着。素早く自転車を下ろし、素早くお店に渡し、お店の人と軽く話をして、速攻で東京脱出モードになります。

 いとかわのサンプルを採取して発進するハヤブサのごときのそっけなさで東京を後にします。

 でも宇宙と違って東京は夕方の大渋滞があります。

 あきらめて皇居の周りの渋滞に捕まりながら大都会の景色を見ました。ついでに写真。あの電気一つ一つのなかでみんな仕事してるんだ。すごいね。

 渋滞を抜けて高速に乗ったら群馬方面へ。仕事を終えた後だからなんか気持ちが軽い。

 観光気分でドライブですが、実はお店を出発してもう600kmくらいはしっています。

 やっぱ僕みたいな田舎者は人が多いのはしんどいわ。

 その後は車中泊して長野を抜けて雪の八ヶ岳を見て、諏訪の方へ抜けました。

 軽井沢とか通ったけど別に通っただけで諏訪の手前の和田峠を抜けるとき道路わきに雪があってちょっと焦ったくらいですね。

 中央道に入るともう王滝でいつも走る勝手知ったる道なので楽に走ることができます。

 帰り恵那峡のサービスエリアでご飯にしたのですが、Gライスなる謎のライスがあったのでそれを食べました。

 なんかめっちゃ辛い肉そぼろご飯でした。

 Gってなんぞや。

 養老を越えて関ケ原を越えたあたりでもう高速道路に飽きてくるのでもうした道で帰ることにしました。

 なんだかんだで1100km

 自転車の配達だけでいく僕も大概ですが、25年落ち24万kmの愛車もよく頑張ってくれました。

 大変なんですが実は毎年楽しみにしているんです。

 ドライブ好きだから。遠くに行くのは楽しいですね。

 今度は自転車で遠くに行きたいなあ。