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 シルクロード的日常は、日頃のお店やその周辺、朝走りや通勤途中などにふと心に思ったことや、出来事などをてきとうに書き綴った日記です。
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予行練習

 おとといの水曜日は来月頭にいく乗鞍ツーリング&登山の予行連取で山歩きをしてきました。

 最近は自転車ばかりで山歩きをしていなかったので歩けるか心配だったので足慣らしをしておこうという魂胆です。

 この辺りで日帰りでそれなりの登山できるところといえば弥山八経ヶ岳往復登山です。

 この日は昼過ぎに夕立が降る予報だったので早めにでてお昼くらいには降りてくるプランを計画しました。

 この山は僕が学生時代に何度か登ったことのある山で、だいたいルートのことは頭に入っていました。でも、もうかれこれ25年くらい前です。あの時と同じように登れるかどうか。

 朝4時に起きてそそくさと準備して出発します。

 朝ごはんと行動食と山のお昼ご飯、それから一応ウエイトトレーニング兼非常用に水2リットル。

 6時半ごろに登山口到着。大きな駐車場ができていてびっくり。しかも有料。まあいっか。

 6時50分頃に登山開始。

 スタートしてすぐ川を渡ると稜線に向かって直登。これは記憶にあったから覚悟していたけど、25年前に比べて道が荒れていて大変。ねっこの張り出しや段差が大きくて大変。

 滝のような汗をかきながらなんとか稜線に到着。ここからは気持ちの良い森の稜線をずんずん進みます。

 昔修行僧の宿みたいなのがあったところを越えると弥山に向かってもうひと登りします。

 ここも結構道が荒れていて、それから倒木をよけるためか道が分かれていて顔を上げて先を見据えて登らないとルートを間違えそうになります。結局合流するんだけど。

 弥山頂上近くになると気の階段ができていてびっくり。しかしそれももう荒れかけていてちょっと斜めになっていました。

 弥山小屋に到着。ノンアルコールビールを購入。それからもしよかったらと未開封の2リットルの水を寄付。
 それから八経ヶ岳に向かいます。いちど鞍部に下りて登ります。

 八経ヶ岳は紀伊半島最高峰の山です。奈良で一番高い山ですね。これだけで登る価値があります。

 南側はガスが発生していてもくもくと雲が生産されていました。これが午後の夕立の卵ですね。

 北側は奈良盆地から生駒山まできれいに見えました。お昼ごはんを食べてながらノンアルコール。どんな高級な料理よりもおいしいと思いました。今回は時間の関係でインスタントラーメン映えはしませんでした。

 帰りに途中で追い抜いた夫婦の方とすれ違いました。その時「あ、抜いていった元気な人だ!」といわれました。はい。元気です。

 あとは来た道を同じように下るのですが、これがねえ。

 自転車乗りは山に登るのは得意なんですが下りが苦手なんです。多分ペダリングの入力が登りの力と似ているんですね。でも下りはペダリングでは使わない筋肉なのでめっちゃきついです。

 すぐに膝が大爆笑します。しかも下っている途中に鉄の杭に膝をしこたまぶつけてしまい、しばらく動けないくらい痛かったです。そのせいで下りで少しペースが落ちてしまいました。

 下っていくにしたがって気温も高くなり持っている水分が少し不安になりました。水あげなきゃよかったかも。ま、結局途中すべて飲み切ってしまったものの何とか下山できることができましたが、ちょっと危なかった。

 そして最後の激下りがきつかった。根っこに躓いてなんどか転びそうになりました。ブレーキをかけながら歩くのきつい。

 なんとか12時半には降りることができました。やはり2時ごろには夕立が降ったみたいでした。

 張り切って歩いたせいか帰ってから足が痛くなり、昨日今日とすさまじい筋肉痛です。

 まあ、本番までに歩いておいてよかった。