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いきなりですが、夜の海にホタルイカをすくいに行ってきました。
なぜホタルイカ?とお思いでしょうが、それはそこにホタルイカがいるからです。
というか、結論から言うと全くいませんでした。人はいっぱいいて波打ち際はたくさんの懐中電灯が光っていました。
なのにイカはまったくいませんでした。
さて、ホタルイカですが、いま富山県の海岸にホタルイカの身投げといって、大量のホタルイカが海岸に押し寄せるんです。それを網ですくって捕まえようということなんです。
前からずっと気になっていたんですが、ホタルイカの身投げは新月の夜で天気の良い日などけっこうコンディションがそろわないといけないのです。
今回はコンディションはまずまずだったのですが風向きがあまりよくありませんでした。お客さんは風向きが良くないとして取りやめたのですが、そうそうすべてのコンデションがそろうこともないだろうと、えいや!っといってくることにしました。
さて、簡単に行くといいましたが、なんと距離はお店から330kmほど。
お店を閉めてから出発して深夜に到着し、イカをすくってまたとんぼ返りで帰ってくる計画でした。ホタルイカは深夜じゃないといけないのです。
というわけで眠気と戦い、途中で10分ほど仮眠をとりつつ富山湾にたどり着きました。
海岸線は結構人がいて、大きな駐車場はほぼ満車でした。みんな車でホタルイカ待ちをしていました。
僕も胴長を履いて腰くらいまで水につかりながら1時間半ほどウロウロしましたがイカの気配は全然ありませんでした。
地元の漁師風の方に聞いてみると、コンディションはいいのにこんなにイカがいないのは珍しいとのこと。異常気象じゃないか、と言っていました。
残念。
イカは取れなくて残念でしたが深夜の海を胴長でウロウロするのはなかなか楽しかったです。こんど和歌山の海を胴長でウロウロしてみようかな。あ、すぐに密漁で通報されそうだ。
結局何も取れないまままた330kmの道のりを気合と根性、そして仮眠をとりつつほぼ徹夜で帰ってきました。
しかも今朝はお客さんと自転車に乗るという暴挙に出ましたが、徹夜のハイテンションでしょうか。結構楽しく走ることができました。
たぶんお昼をすぎるとエネルギー切れを起こして昇天してしまうかもしれません。
また今度リベンジ?
うーんどうしようかなあ。胴長買ったしなあ。
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