昨日は1日時間があったので、自転車を引っ張り出して当てもなく走りに行きました。
ほんとになんにも考えずに走り始めたので、とりあえず東向きに走っていきました。
ほどなく奈良公園に入り、暑くてちょっとうだり気味の鹿さんたちをみて、奈良盆地を脱出してさらに東に走ることにしました。
そこからは山岳地帯で、信号がなくなって走りやすくなりますがアップダウンが続きます。山岳といっても里山なので田んぼが広がっています。
いつの間にか里山の景色は秋のそれに代わっていて、稲穂たちが黄色に色づき始めていました。
そんな秋の里山をみつつ、さらに東へ走ると月ヶ瀬の近くまで来てしまいました。
さて、どうするかな、と思っていると「名張」の看板が。
とりあえず名張方面にハンドルを切りました。まだ朝だし今日はお休みだから時間はたっぷりあります。
知らない道だったのでうれしくなってドンドン進んでいきました。しばらく走ると名張の町に入りました。ここは結構知っているところです。
ここからはぼちぼち戻り始めた方がよさげです。でもまだ11時前。
それなら、と青蓮寺湖から香落渓、曽爾村を通って龍穴神社をお参りして帰ることにしました。曽爾高原は登りません。
青蓮寺湖の手前のコンビニでお昼を食べて、香落渓を走っていると突然のにわか雨。ちょうどお昼時で暑くてへばり気味だったのでいいクールダウンになりました。英語でシャワーといいますが、ほんとに恵みのシャワーでした。
曽爾村に入ることには雨も上がり、背後に兜岳を見て走ることになります。この山はなかなかに美しい山です。
曽爾村の集落を走っていると「すこもち」という看板を見つけました。ちょっと気になります。名前がかわいい。
龍穴神社方面に行くには、正規ルートががけ崩れで通行止めらしく、山の中の林道を通らなくてはなりませんでした。
この道は勾配13%くらいののぼりが続くかなりハードな道でした。もうゆっくりのんびり登ります。だって今日は休みだから。
龍穴神社は最近パワースポットとして有名になったらしく、人が増えています。昨日も何組か来ていました。いままではいつ行っても誰もいなかったのに。
林道を越えて水分を飲み切っていたので、飲み水を頂き、また奈良に向かって帰りました。
昔はよく当てもなく自転車でさまよっていました。
たまには時間も気にせず山や谷を駆け巡るのは楽しいですね。すっごい自由になったような気がして。なんか鳥になったような気になります。(おおげさ?)
またしようっと。
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