お店にある機械の調子があまり良くなかったので、分解してみました。
ちょうど昨日は朝から雨だったのでこの機会に触ってみようと思いました。
その機械とは旋盤という機械です。
普通はこんなのは自転車屋にはありませんよね。
でも、うちではすごく使うんです。それに関してはまた後日ということで。
で、この機械はかなりの年代物で、1972年に製造されたものでした。ああ、49年前か。僕より年上の機械でした。
でもすごいですね。これだけ経ってもちゃんと使えるのですから。
機構自体は単純ですが、作りがかなりしっかりしているため長持ちするんですね。詳しい方に聞いたら最近のよりも昔の旋盤の方がいい素材をふんだんに使っていて強いそうです。
ほほう。
では、早速分解してみましょう。というか、部品の一つ一つが無茶苦茶重い!往復台という部位のギアボックスを外すのですが、たぶんこれだけで30kgくらいあるんじゃないでしょうか。
中は歯車が組み合わさっていて、これぞ機械!という感じでした。なんか機械好きの心をつかみます。美しいですね。高精度に加工された歯車たち。
とりあえず調子の悪い部分と見つけ、ちょっとした対策を施し、組付けました。
昨日の分解時はちょうどお店に来ていた仲間と一緒に分解したので何とかなったのですが、組付けは一人でやるにはあまりにも大変です。
でも彼がくるまで待ちきれないなあ。
う〜んやってみるか。
なんとか気合で組付けました。もう精魂尽きました。
しかも腰がめっちゃ痛い。
とりあえずなんとか動くようになったから良しとするか。もうちょっと強くしてもよかったかも。もうばらす元気ないです。
ああ腰が痛い・・・。
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