昨日の水曜日はちょっと山歩きに行ってきました。
午後から天気が崩れる予報だったので、パッと登ってパッと降りてこれる山にしました。
というわけで良くお気に入りの山、三峰山に行ってきました。
登るときはまだ青空も見えていて、時折日が差すほどでしたが、頂上の近くの稜線に出るころにはガスに包まれ、真っ白でした。頂上はガスで全く見えませんでした。
せっかくだから展望開ける八丁平も行きましたが、以下同文。
景色も見えないので早々に下山しました。
標高を下げてくるとガスが開け、いい天気でした。どうやら頂上付近だけがガスの中みたいだした。まあ、雨を予測してたからまだいいか。
下山して温泉に向かって車を走らせていると、見たことがないノボリがありました。
「半夏生園」
??これなんて読むんだ?聞いたことがない。半夏生という人のお庭がきれいなのかな?それとも半夏生という植物があるのか。夏とつく植物は夏みかん、甘夏。あ、ひょっとしたら柑橘系かも。
などと考えながら、ふと立ち寄ってみることにしました。
狭い集落の道の奥の廃小学校の運動場が駐車場になっていて、ここから徒歩10分と書いてありました。
登山の後で足が重かったけど、のどかな集落は気持ちよく、好奇心といい景色で楽しく進みました。
とちゅうカメラを持った方がいたので、なんて読むか尋ねてみました。「これはね、はんげっしょ、もしくははんげしょうというんだよ」と教えてくれました。で、植物の名前であることも教えてくれました。緑の葉っぱの、半分だけが白くなるから半化粧ともいうんですって。
白くなるから半化粧って、ほんと昔の人って風流ですよね。なんだかこの花たちは女性に見えてしまいます。
こんなひとけのない谷間で人知れず咲いている姿はおしとやかな感じがします。
何も知らなければああ、葉っぱの白い草がいっぱいだな、という感じですが、半化粧なんて言われると特別に感じます。
あ、あと半夏生というのは24節季の一つで、この時期に花が咲くからこの名がついたそうです。季節を表す植物なんですね。ちなみに今年の「半夏生」は7月1日。あ、今日だ。
全然知らなかったけど、昔から人の生活に密接に関係している花だったんですね。
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