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 シルクロード的日常は、日頃のお店やその周辺、朝走りや通勤途中などにふと心に思ったことや、出来事などをてきとうに書き綴った日記です。
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まだまだ寒いです

 今日の朝走りはロードでした。昨日はとっても暖かかったのに、今日はいきなり冬に戻ってしまいました。
 スタート地点から、いきなり木津川に向かって長く下ります。いつもこのときに寒くて寒くて凍えます。
 今回は柳生コースを走ったのですが、なんと雪がちらちらしていました。桜の花が咲き始めているのに雪が降るなんて。もういつまでもうじうじ冷えないでちゃっちゃと春にならんかい!と言いたくなってしまいます。
寒いので、いきなりアタックをかけたり、加速したりします。いつものことですが、この追いかけっこが結構楽しいです。なんか子犬がじゃれ合うような。
 こんな寒くてもいつも寄る牧場で、きっちりソフトクリームを食べてしまいました。寒かったけどおいしかった。でもやっぱり寒かった。

お、元気だったか。

 今日、お昼になって、お店を開けていました。中の自転車を出して、段ボールを運んでいると、頭の上の方で「チチチ」と聞き慣れた声が聞こえました。
 もしや、と思って空を見上げてみると、青空の中を黒い小さい影がすぅーと横切りました。
 やっと暖かくなったとはいえ、先週までは震えるほど寒い日が続いていました。春はまだまだ遠いと思っていましたが、自然はちゃんとわかっていたみたいですね。南の島からはるばる飛んできてくれました。
 いつも思います。ツバメと話ができたらいいなと。とおいとおい南の空の話や武勇伝を聞かせてほしいです。さぞ彼らはすごい旅を重ねてきたんだと思います。彼らが南に行っている間に日本はえらいことになってしまいました。東北の方へ帰って行ったツバメたちの目には今頃どういう風に移っているのでしょうか。
 渡り鳥が季節を求めて渡るのも自然。大きな地震で津波が起こるのも自然。そして僕らも自然の一部。癒されたり破壊されたり、大きな自然の前には人間というものはほんとにちっぽけなものなんですね。
 そんな小さな体で何千キロも飛ぶツバメを見て、いったい僕らはどうすればいいのだ?と誰にでもなく疑問を投げかけてしまいました。

数年たつと忘れるものなのか。

 昨日、近くの自転車競技部を数年前に卒業した子がお店に来ました。どうやら久しぶりに自転車に乗ろうということらしいのです。どうやらパチンコで儲かったので、そのお金でパーツ交換をしようというらしいのです。やれやれ。
 彼は、現役時代からよくしゃべり、おもしろいキャラクターだったのですが、大学に進学してからも変わらず、話の内容としても、「いや〜、先日合コンに行ってきましたよ。」「ほう」「可愛い子がいっぱいいましたよ」「よかったねえ」「でね、そのときね。酔った勢いでねえ・・・」「ふむふむ」「女の分ぜんぶおごらされましたよ」。
 という奴なんである。
 そんな彼がお店で自分で工具を使って部品交換をごそごそやっていたのですが、そのときも「4年ぶりにしては上手にバーテープが巻けた」とか「サドルがうまくつかん。くそ」とか「ボトルゲージはピンクがイかす」とかしゃべっています。
 ようやく、交換が終わり、「ありがとうございました」と言って帰って行きました。やれやれ、と思っていると、「た、大変です!ボトルゲージがえらいことに!」と言ってお店に戻ってきました。
 見ると、上下逆さまについています。数年自転車を触っていないと忘れるものなんでしょうか。確か彼は現役時代ツールド東北で相当いい結果を残すくらい速かったと思います。
 写真を撮ると「はずかしいっすよ」って。そうだろうねえ。

 
いや〜、寒かった。

今日の朝走りはロードでした。家を出るとき、車のフロントガラスがバリバリに凍っていて、慌てて水をかけたのですが、その水がまた凍ってしまいました。いったい何度だったんでしょうか。
走り始めて、木津川のサイクリング道に出るまではいつもどおり凍えていたのですが、いつもの峠の上り坂でも寒くて寒くてしびれてしまいました。
いつもなら朝が寒いので、冬の格好をして走り出し、昼頃には、あ〜この時期にこの格好は暑いわ、なんて言うのですが、昼頃になっても冬の格好で十分でした。
もう桜が咲こうか、という時期なのに、ほんとに異常ですね。これだけ春が寒いと、今年の夏はむちゃくちゃ暑くなるんでしょうね。

 
う〜ん、ぬかりました。

 僕は普段から、いろんな植物や動物に気を配っています。たとえば、梅が咲いたとか、ある鳥の声を聞いたとか、季節の移り変わりを植物や動物を通じてこの日記に載せていこうと思っています。そもそも僕は自然が大好きなので、こういうのを見つけるのが大好きなのですが。
 だから、自然のものを一番に見つけないと気が済まないようになりました。「ウグイスの声を聞いたよ」とか人に教えてもらうと、「え〜、もう鳴いているの!?」とか言いながら「チ、先をこされた」と心の中で舌打ちしています。
 で、最近ちょっと気になっていたのが、梅が咲き終わって、もう早咲きの桜がちらほらと咲きつつあるのに、「土筆(ツクシ)」が見当たりませんでした。
 まだまだ土の中が寒いからなのか、と思っていましたが、今日、MTBで朝走りで走っていると、車を停めておじさんが何かを採っていました。もしや、と思って見てみるとなんとツクシです。
 やられました。よく見るともう開きすぎているのもあるくらいでした。なんでいままで見つけられなかったんだろう。なんかとっても悔しい。

 
うわ!火事?

今日、夕方近く、というか、日暮れ時、お客さんとわいわい話していると、外の方を見るといつもと少し様子が違うことに気がつきました。入り口の自動ドアの脇に置いてあるサングラスのタワーが赤く光っているのです。内のお店は北向きなので、太陽の光が入ってくることはありません。
車のテールライトとも違うし、お店の外に出てみると、斜め向かいの窓が赤く光っていました。僕は一瞬「うわ!火事?」と思いましたが、どうやら違いました。夕焼けがちょうど窓に反射しているみたいでした。今日は深い曇りで、夕焼けなんて絶対みれないと思っていただけに、ちょっと驚きました。
曇り空でも、西はどうやら晴れているみたいです。明日は晴れるかな〜。さっき雨がぱらぱらしてましたが。今晩はMTBで家に帰ろうと思うけど大丈夫かな〜。